二方向アラミドシート工法研究会

二方向アラミド床版補強工法

工法の特長

1.補強性能の高い工法
  • 土木研究所での輪荷重試験結果から、補強性能の高い工法です。
2.コスト縮減及び工期の短縮を目的に開発された工法
  • 交通遮断を行わないで、施工が可能な工法です。
  • 一方向繊維シートに対して、同時に二方向繊維シートを接着できる工法で、材料の低減、工期の短縮が図れ、コスト縮減が可能です。
3.施工性の良い工法
  • コンクリート表面への追随性が良い繊維シートで、多少の凹凸があっても施工が可能です。また、パテによる全面不陸修正は不要です。
  • 樹脂の含浸性の良い繊維シートです。
4.非導電である工法
  • アラミド繊維は、非導電であるため、電気回路のショート等の障害はありません。

実績

 橋梁床版 54件 面積=101,730m2(2017.3 現在)
  • 国の機関:22件、地方公共団体等:27件、民間:5件

施工手順

1.標準補強仕様
事前含浸工法(必用層数)
2.事前含浸工法施工写真(シート貼付工)

含浸樹脂下塗状況

下地コンクリートにアラミドシート貼付・脱泡状況

シートに事前含浸

含浸樹脂上塗・上塗完了